笠井トレーディングWideBino28買ってみました。天体観望用の視野の広い特殊な双眼鏡です。
内容は、双眼鏡本体、ストラップ、レンズ保護ラバー製キャップ、レンズ拭き用クロス、キャリングケース。取扱説明書はありませんでした。パッケージも白地の箱に製品名のシールを貼っただけの簡素なもの。
全体を。
ほとんど金属製。メーカーのスペックによると重量255グラム、アイカップ部分は一部ラバー製で、目にくっつけた時に冷たく感じにくくなっているとのこと。
ピント調整はこのアイカップ部分を回転させることで、また左右独立して行えます。↓
外周のリング部分がラバー製のようなのですが、効果は…?
ビクセンからもよく似た製品が発売されていますが、それぞれ一長一短があるようですね。このWideBinoは接眼レンズが小さく、かなり目を近付けるかほとんど押し付ける必要があります。まつ毛長い人は油脂が付着しそう。
対物レンズ側から。最初、内部のレンズに細かい傷があるように見えて初期不良かと思いましたが、実は接眼レンズ側に付着した埃でした。誤解ないよう。
覗くとこんな感じ。(もちろん接眼側から)
………一眼レフだとほんの視野の一部しか撮れません。
レンズの小さいスマホのカメラで。
実際はもっと解放感があり、また発色も遥かに奇麗です。壁の縦線が目立って曲がって見えますが、これはカメラの加減?体感的にはそんなことはありません。外の景色なんかを見ても、歪みはほとんどなく、ガリレオ式の双眼鏡としてはかなり頑張っている方ではないですかね。
昨日は天気が荒れ、夜明け前の少し晴れた時間帯にちょっと覗いてみましたが、確かに、そのままでは見えない星もしっかり見えます。ただ、メーカーが謳い文句にしているような、「肉眼をドーピングしたような」と言われると微妙。確かに視野は広いですが、やはり倍率がありますからね。
近々、星の奇麗なところで試用してみようと思います。(もうすぐ梅雨入りだけど)