丸型リールの魅力に取りつかれている今日この頃です。
今度は同じBlackmaxの1600の方を落札してみました。なお、今回は記事の一部写真はデジイチで撮影しています。(普段はスマホのカメラ使っています)
開梱直後。
早速分解して中身を見ていきましたが、いきなりブレーキブロックが一個のみ。出品者さん、いちおう2個付けてほしかったぞ…。
(Blackmaxの)3600と比べてブレーキドラムが黒色。一瞬樹脂製かと思いましたが、ちゃんと金属のようです(ブレーキと擦れる部分が色が落ちて銀の下地が出てる)
1600は単に3600のフレームとスプール、その他レベルワインド関連のパーツの幅のみの違いだと思っていたのですが、赤で囲ったところ。1600ではフレーム側に直接ねじをねじ込む形で機関側を固定しているようです。アルミに直にねじ込むとなると、耐久性は大丈夫なのか…。
ゆえに機関側カバーのネジはこのようになっています。脱落防止にはゴムのOリングが使用されており、カシメとは違い機関部カバーから簡単に取り外せます。
メカニカルブレーキノブの中に入っているコレ(名前なんだっけ?w)が透明。割れやすい部分だそうですが、透明パーツだとさらに脆そう。(※個人のイメージです)
分解して機関部を取り出したのですが、すぐに気が付いたのが矢印部分のスプリング。こんなの3600には入ってなかったぞ。
以前の3600の分解したときの画像。
同じ個所にスプリングがなく、またスプリングを引っかけられそうな形状でもありません。別パーツが使用されているようで。やっぱり機関部も仕様が違うようで。
メインギア回転軸一式を抜き取ったら、あの太陽か花のような特徴的なパーツが入っておらず、いつも通りの普通のワッシャーが入っていました。なんであんなパーツが入れているのだろう…。
で、ゴチャゴチャやってて、全バラ。…じゃない。中途半端バラ。(あ、スプール一式が抜けとるw)
なみに、クラッチですが、クラッチ下部にあるE型留め輪を外さないとクラッチも外れないと思っていたのですが、知恵輪(というと大げさですが)のように上手く動かせばクラッチ一式取り外せます。
過去記事からの引用ですが、3600のはこんな感じ。
こうやって見比べてみると、明らかに仕様が違うのが分かりますね。
(決してAbuのリールに詳しくないのですが、同じBlackmaxでも製造時期等で大幅に仕様が違ったりするんですかね?)
IAR(ワンウェイクラッチ)も3600のとは違い何やら長いタイプ(筒が長い)のものが入っています。
最後の方で気が付いたのですが、レベルワインドを固定するネジの位置が違ったり、何と、機関部を固定するネジの位置も違ったりします。フレームから出っ張ったネジ軸を移植して1600と3600のニコイチを組もうと考えていたのが、これは無理。
ところで、製品仕様とは関係ないですが、ハンドルの軸が歪んでる…。出品者さん、ぶつけたのか。
このあと、中央部分を板ゴムを挟んでラジオペンチで掴んで矯正しておきました。(ちなみに、実は3600はこれよりもさらにひどい歪みで(その分激安)先日とあるAbuパーツ専門店にてハンドルのみを注文したのですが、本日同様に矯正を試みたところ、あっさり直ってしまいました。はい、2800円+送料を損したブログ主ですw)
Blackmaxが2台になりました。
いいですね。精悍というか、デキる男のツール…なんて感じてしまうのはブログ主だけでしょうか(笑)
Abuなら、ロキサーニなんかもそんなイメージです。(REVOは成金)
さて、実釣に用いるにあたり、特に軽いルアーを投げる場合に1600の方を使ってみようと思います。基本、デザインは3600の幅のある方が好みなので。
(ちなみに、1600…スプール単体重量約15g、ナイロンラインを巻いた重量約24g~25g、3600はそれぞれ16g、27g。大雑把に1600の方が約10%ほどスプールが軽くなります)