またしてもタックルが増える笑。シマノの21アルテグラ2500。
とはいえ、同じ番手、糸巻き量、ノーマルギア(そして価格帯)の、ミラベルを持っていたハズ…。
何で買ったかって?
コレです。
既出の画像ですが、やっぱりスプールのメインシャフトに絡まるんです。いくら巻き心地、巻き出しが軽かろうが、ライントラブルを起こせば釣りという最低限の行為が行えなくなる…。前にも言いましたが、サミング(フェザリング)、糸巻き量も守っています。
そして、今回買ったアルテグラには、俗に言う「ネズミ返し」が付いている…。
※写真追加しました。
下から見た比較。
ミラベル
アルテグラは見るからに、ラインが入り込みにくくなっています。一方、ミラベルは隙間が広く、さらにスプールを手で持ち上げながらオシレーターを上死点まで持ってくると、水平位置から見て反対側が微妙にですが見えてしまいます(凹凸があるため一部ではありますが、つまりスプールスカートとローター根本部分が重なり合っていない)。そりゃあ簡単にスプールシャフト内にラインが入り込んでしまいます…。
で、文句タラタラ垂れていますが、ここでいくなり30年前近く発売された95バイオマスター殿が登場。
これもネズミ返しなんて付いてませんが…(そもそもこの時代にネズミ返しという概念自体がなかったはず)
ただ、そんなものなくてもまずラインがスプールシャフトに絡まることなんてないです。なんせ、これだけ隙間が狭い。
スプールスカートとの重なりも十分で、キャスト直後など、多少ラインが下部に落下した状態で巻取りを始めても、あの画像のような状態には滅多になりません。
(AbuのカーディナルⅢ(数千円)も似たような感じです)
シマノはなぜ最近のエントリークラスのリールの構造を、わざわざライントラブルが起こりやすいように設計したのか。ローターの軽量化?ネズミ返しが搭載される直前の同社のハイエンドがどうなっているのかは分かりませんが、ネズミ返しを付けないなら、ここは昔のままでいいと思います。